一人ぼっちのおにぎり

 

土・日曜日の学校での仕事は11:0017:00までなので、昼食用におにぎりとゆで卵を1個ずつ持って行っています。

もちろん、普通のお弁当でも構わないのですが、いつ利用客がくるか分かりませんから、手早く済ませておきたいのです。

しかしですね、テレビもラジオもないシ~ンと静まり返った主事室の片隅で黙々とおにぎりを頬張るというのは味気ないものですよ!

その間、わずか10分足らず。

食事というよりも、空腹感を満たすための単なる作業で終わってしまいます。 

話し相手でもいれば多少は気が紛れるのでしょうが、なにしろ私一人ですからね。

何の不満もない仕事ですが、この時ばかりは人生の悲哀さを感じてしまうのです。