殆どの人が気にも留めないと思いますが、エレベーターに付いている鏡にはれっきとした意味があることを知っていましたか?
私もこれまでは「防犯のため」、「空間を広く見せるため」程度に思っていましたが、実は車椅子の利用者用に設置されているのだそうです。
車椅子でエレベーターに乗り込んだ場合、よほど広くなければ中で回転することが出来ません。
そのため、バックで出ることになるわけですが、その時「扉の開閉」や「障害物の有無」を鏡で確認するためなんですね。
それと、車椅子マークの付いた押しボタンを見かけることがありますが、このボタンを押すと扉の開閉時間が通常の場合よりも長く設定されるそうです。
このあたりはさすがに日本人の繊細な心配りというべきでしょうね。
因みに、某大手エレベーター会社が調査したところ、鏡の意味を知っている人は20%弱だったそうですよ。
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