返送の山!?

マイナンバー通知カードの返送率が1割を超え、各自治体が頭を抱えていると云う記事が一昨日の新聞に掲載されていました。

配達時に不在で保管期限を過ぎても取りに来なかったものばかりではなく、あて先不明や受取り拒否が含まれていると云うのですから、いかに国民の関心が低いことが浮き彫りになりましたね。

このままだとマイナンバー制度が円滑に運用されるまでには相当な時間が掛かりそうですよ。


ところで、受け取り拒否をするとどうなるのでしょうか?

受け取りを拒否しても罰則はないそうですが、既にマイナンバーは各個人に振り当てられているわけですから、個人の番号は消える事はありません。


そして、20161月からは個人の意思に関わらず公的手続きの際は必ずマイナンバーの提示を求められますので、我々にはメリットの乏しい納税や住民登録はともかく、雇用保険や医療保険それと年金支給等の福祉面において、マイナンバーを提示できなければ余計な手間や不利益を強いられることになるのです。


私が前々からお伝えしているように、この制度は国民にとって何のメリットも無い事がお分かりになったと思います。