釣瓶(つるべ)

″秋の日はつるべ落とし“と云いますが、日毎に日の入りが早くなっていきますね!

釣瓶(つるべ)が井戸の中にストンと落ちていくように、あっという間に日が沈むことを形容しているわけですが、秋の日の入りの早さを非常に上手く表現している言葉ですよね!


でも、この釣瓶が何を意味するか知っている人は少なくなったでしょうね?

そもそも井戸を知らない人も沢山居るのではないでしょうか?

私の子供の頃は殆どの家庭で井戸水を使っていました。

さすがに釣瓶を使うような深い井戸ではありませんでしたが、手動ポンプで汲み上げた水をバケツに満たし何度も何度も往復して風呂桶を一杯にしたものです。


釣瓶から話がそれてしまいましたが、10月初旬から11月初旬にかけては40分も日の入りが早くなるそうです。

暑い!暑い!と言っていたのもつかの間、落ち葉が歩道に舞う物寂しい季節がやってきますね!

※釣瓶(つるべ):縄や竿の先に付けて井戸水を汲み上げる桶の事。