先日、私の好きな小説家の一人である奥田英郎の「邪魔」がテレビドラマ化されました。
原作が非常に面白かったので楽しみにドラマを観たのですが、1000ページにも及ぶ長編小説を2時間で表現するというのは難しいようで、今ひとつの仕上がりでした。
観た後、なんとなく物足りなさが残ったものですから、改めて原作を読み返してみました。
同じ本を二回読んでもつまらないと思うでしょうが、それが意外と面白いのですよ!
最初に読んだ時は単にストリー展開を追うだけで精一杯だったのが二回目になると余裕が出てきて作者の意図した登場人物の心情が把握出来るようになり、全然飽きることなく一気に読み終えてしまいました。
確か10年前位の作品でしたが、全然古さを感じさせませんでした。
今日は書棚を漁って、昔読んだ本の中で面白そうなモノを引っ張り出そうと思っています。
“小説の二度読み”お勧めします。
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MASAKOさん (金曜日, 18 9月 2015 17:13)
私、近頃 本を読む能力が退化してしまい よーし 読むぞ‼︎と思い買った5、6冊さえ 積んだまま 埃を被っています。(0葬) とか 小説然としない本ばかりなんですけどね… 思いました❗️ まず 自分の時間を作る事から始めないと と。
PO (金曜日, 18 9月 2015 17:53)
まだ、本を購入するだけ読む気力は失せてないということですね。
私もなかなか集中して本を読むことは出来なくなりましたが、なるべく時間は作るようにしています。