マイナンバー制度に関する説明会に参加してきました。
2016年1月1日より運用が始まるわけですが、まだピンとこない方のために受け売りですが要旨だけをご説明したいと思います。
マイナンバーとは住民票を有するすべての国民一人ひとりに与えられる12桁の番号をいいます。
そして、その目的はというと、「複数の機関(例:区役所・税務署)に存在する個人情報を同一人の情報であることを確認するために活用されるもの。」
そのメリットとして行政の効率化とか国民の利便性の向上といったところが挙げられていますが、あまりにも抽象的過ぎて理解できませんでした。
(ここまでが講習会での説明で、以下は私の見解ですからご承知置きください。)
ところが、マニュアルを読み進んでいくうちに、これは国民のためというより「国民の所得のより正確な補足。」つまり国は生活保護の不正受給等を防止するだけではなく、我々国民全員の所得を完全に把握して税金の取りっぱぐれをなくすのが真の目的だという思いに至ったわけです。
例えば1億円の金融資産(現金・預金・株式等)があっても、給与・事業等の所得がない限り「低所得者」と認定され低所得者向けの給付金が支給されたり、社会保険料の負担が少なくなっていました。
マイナンバー制度が導入されると資産も考慮される可能性が出てくるのです。
そうなると、タンス預金以外の金はすべて国に把握されてしまうことになってしまうのです。
とかく、法制度と云うものはすべて国(行政)側の都合のいいように制定されていますから、マイナンバー制度も我々国民にとっては殆どメリットがないと考えて間違いないようですよ!
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MASAKOさん (金曜日, 18 9月 2015 16:54)
ご説明 有り難うございました なんと無く モヤモヤと 嫌な感じがして居りました やはりそうでしたか
PO (金曜日, 18 9月 2015 17:48)
個人情報の流失が心配ですね!
ところで、多摩在住のS君から連絡がありました。
是非、拝見させていただきます。