居酒屋今昔物語

先週は水曜日の休肝日を挟んで、都合4日飲みに出掛けました。

週4日、それもすべて居酒屋というのは現役時代にも滅多にありませんでした。

今回、何軒かの居酒屋を回ってみて改めて感じたことですが、昔と比べて客層がずいぶんと様変わりしましたねぇ?

私がサラリーマンになり立ての頃は、まだ居酒屋という呼び方はなく、「焼き鳥屋」、「縄のれん」または「赤提灯」が一般的だったような気がします。

そして、そこで飲んでいるのは中年のオヤジ、それも肉体労働者の人たちが紫煙と喧騒の中で、冷酒を呷っているのを見て私などは恐る恐る席に着いたものです。

メニューは限られていて、飲み物は酎ハイ、ホッピー、日本酒(2級酒)、つまみはモツ煮込み、冷奴、焼き鳥ぐらいしかありませんでした。

それが、今では居酒屋と云う名前がすっかり定着し、老若男女問わず、女性だけのグループや家族連れを含め、誰でも気軽に利用できる場所になりました。

メニューも豊富になり、ワインやカクテルを提供する店も珍しくありません。

そんな情景を目にしながら、当時安月給の中から飲み代を捻出して、飲み屋通いを続けていた頃のことを懐かしく思い出してしまいました。

ホッピー:焼酎をビール味の低アルコール炭酸飲料で割った飲み物

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    MASAKOさん (日曜日, 15 3月 2015 14:27)

    なんとも 懐かしい思い出ですね〜。 私の実家が 赤提灯の一杯飲み屋を父がやって居りましたので うん、うん、と言う感じです。其の父は本日
    97歳の誕生日を迎えました 故に 自分の年齢に改めて ぎょっとする昨今です。昔を思い出させて頂きました。

  • #2

    PO (日曜日, 15 3月 2015 17:17)

    そうでしたねぇ!
    最近は赤提灯の飲み屋さんというのが貴重になりましたよね?
    お父上のご長寿は何よりです。