いつものようにモコと朝の散歩に出掛けたときの事です
近所の公園に差し掛かると、前方からモコよりひと回り大きな犬(ミニチュァ・シュナイザー?)
を連れたオバさんがやってきました。
ご多分にもれず、そのオバさん、馴れ馴れしくその犬をモコの近くに寄せてくるのです。
私は何かあったら、お互いに不愉快な思いをするのが嫌ですから「この犬噛み付きますから近付けないで!」と言って、その場を去ろうとしたのです。
それにも関わらず、「大丈夫よね! おはよ~!」と言いながらモコの目の前にその犬を連れてきてしまいました。
しばらくはお互いに鼻面を付き合わせてじゃれあっていたように見えたのですが、いきなりモコが低い唸り声と共に相手の犬に飛びかかりました。
咄嗟に私は持っていたリードを引っ張って噛み付かないようにしましたので傷付ける事はありませんでしたが、そのオバさん犬の顔を食い入るように見つめて怪我の有無を確認しているのです。
「だから言ったじゃないか!」と云う訳にもいかず、一応「スミマセン。」と謝っておきましたが、いくら慣れているとはいえ所詮は動物ですから、何かの拍子に野生の本能に目覚める事があるわけですよ。
ただし、モコの名誉のためにいっておきますが、こんな事は初めてでした。
でも、すっかり老犬になったと思っていたモコにこのようなアグレッシブな精神が残っていたとは意外でした。
私もまだまだ老け込んではいられませんね!
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