若きアスリート!

錦織選手残念でしたね!

テニス四大会日本人初の優勝なるかとの期待も虚しく、クロアチアの選手にストレート負けしてしまいました。

試合後の会見では、「硬くなってしまい、試合に入り込めなかった。」と自らの敗因を冷静に分析していました。

 

私はテニスのことはまったく分かりませんし、準優勝という彼の偉業に水を差すつもりは毛頭ありませんが、今回のように勝てる条件が揃っている時に勝たないと、なかなか次のチャンスは巡って来ないのではないでしょうか?

 

というのは、錦織選手は決勝戦まで勝ち上がってくるのに自分よりランク上の選手を次々と破ってきています。

これは実力だけではなく、相当なツキにも恵まれていた証になりませんか?

そうでもなければ、準決勝で世界ランク1位の選手に勝つことは困難だったと思います。

本来であれば、その勢いに乗じて決勝戦でも楽々勝つことが出来たはずなんです。

何しろ、相手はランクが下で、しかもこれまでに52敗と勝ち越しているのですからね。

 

このような、千載一隅のチャンスを活かす事が出来なかったのは、相当なプレッシャーが掛かっていたのでしょうね?

このあたりがプロ競技の難しいところなのかも知れません。

そして、優勝を逃した悔しさは誰よりも本人が一番感じていることでしょう!

これを糧に更なる大舞台に羽ばたいて欲しいものです。

 

ところで、試合後の錦織選手の流暢な英語での会見は見事でしたね。

いかにも世界を舞台に飛び回る若きアスリートという姿勢に好感が持てました。