東伏見に降りて

私が利用していた頃の駅舎です。
私が利用していた頃の駅舎です。

猛暑の中、所用で久米川まで出掛けたついでに、久しぶりに「東伏見」で途中下車してきました。

葛飾近辺にお住まいの方には馴染みのない駅名だと思いますが、ここにはわが母校の広大な総合グランドがあって、何を隠そう私も4年間野球の練習に通い続けた想い出の場所なのです。

 

当時は、駅前に数件の商店があるだけで駅からグランドが見渡せたくらい殺風景な田舎町だったのですが、今では大学の施設や学生寮が立ち並ぶ巨大なキャンパスタウンに変貌していました。

また、我が準硬式野球部のグランドも人工芝が敷かれ見違えるほど綺麗になっていました。

町を歩いている学生も今風のウエァに身を包み、昔のように詰襟の学生服を着ている若者は一人もいませんでした。

 

でも、ここまで様変わりしてしまうと懐かしさなんて云うものは感じなくなってしまうものですね?

とにかく、昔の面影は何一つ残っていないのですから。

むしろ、来なかったほうが良かったかなと云う気持ちになってしまいました。

 

半世紀近く経てば当然の事ではあるのでしょうが、寂しい思いで帰途についた次第であります。

 

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コメント: 1
  • #1

    MASAKOさん (木曜日, 21 8月 2014 11:19)

    何処でも同じですね〜。今や 古き良き時代は 遠い片隅の 私達のみ知る 思い出と化してしまいましたね。心の中で 時々 浸りましょう