古本の選び方

面白そうに見えたのですが?
面白そうに見えたのですが?

先日、「ブックオフ」で大量に古本を買い込んできました。

古本と云っても馬鹿にしたものではなく、なかには定価1,500円の新品同様のハードカバー(写真)100円で帰るというメリットもあるのです。

 

他人によっては、どこの誰が読んだか分らない古本を買うのは抵抗があると言うかも知れませんが、それを云ったら図書館の本も借りられないわけですから、私は気にしないことにしております。

 

さて、写真の本ですが、値段もさることながら、本の帯に書かれているキャッチコピーにも興味を惹かれて購入したのですが、20頁も読んだところで、ページをめくるスピードがガクッと落ちてしまいました。

話の展開に引き吊りこまれていけないのです。

次はどうなるのか?主人公の運命は如何に?といった緊迫感がまったく感じられませんでした。

それでも、最後にはどんでん返し"があるだろうと期待して読み続けたのですが、まったく盛り上がりのないまま読み終えてしまいました。

 

私ぐらいに読書経験を重ねると、作者とキャッチコピーだけで自分に合う、合わないが見極められるはずなんですが、100円という価格に心が惑わされてしまいました。

やはり知らない作家の本はみだりに買うモノではありませんね!