代行

本職はフットサルの選手です。
本職はフットサルの選手です。

昨日のグループキックはレギュラー・インストラクターのM君の都合により、新人のSBちゃんが代行することになりました。

代行といっても、口で言うほど簡単なモノではなく、特に今回のように人気のあるM君の代行となると会員の反応はシビアなモノで、参加者が半減してしまうケースもでてくるのです。

 

SBちゃんもそれが不安で、前日に「せめて10人集まってくれたら!」と私にこぼしていたくらいナーバスになっていました。

私も彼女には申し訳ありませんが、現役の空手家のM君のパンチや蹴りの迫力を再現することは到底不可能ですから、どう贔屓目に見ても参加者は15名以下と踏んでいたのです。

 

それがどうでしょう!いざ蓋を開けてみると開始時間が近づくにつれ参加者がどんどん増えて来るではありませんか! その数おおよそ30余名。これはM君と比べても決して劣る数字ではありません。

 

レッスン開始前に彼女が代行である旨を告げると、その瞬間会場から大きな拍手が起きたのであります。

これには、私も我が事のように感動しました!

こうして、新人インストラクターを温かく見守ってやるところが、いかにも下町のスポーツクラブらしいではありませんか!

 

さて、肝心のレッスンの方ですが、いくぶん緊張していたようですが、間の取り方、それに動きに関しても上出来で、十分独り立ちできるレベルに達していました。

終了後、各会員とハイタッチを交わす時の彼女の笑顔がひときわ爽やかでしたねぇ!