桜前線の北上と共に入学式のシーズンが近づいてきました。
毎年この時期になると、私は中学の時の入学式を思い出してしまいます。
私が通ったU中学は上野・谷中の寛永寺と国立博物館に挟まれた閑静な場所にありました。
駅から学校へ続く道の両側には桜の木が立ち並び、式当日は桜の花びらがピカピカの学生服に降りかかるように注いできて、まるで私の前途を祝福してくれているかのようでした。
当時、その中学は区立であるにも関わらず、非常にレベルが高くて都内はもとより近郊からの越境入学者が非常に多かったのです。
私も地元の小学校では学年で3番以下に落ちたことはない頭の良さ(?)を誇っていましたので、いくらレベルが高いといっても、それなりの成績は残せるだろう!とタカを括っていたのですよ。
ところが、入学直後に行われたクラス分けの試験では、100番以内にも入れなかったのです。
正直、これはショックでしたね。
これまで私が見たことも習ったことも無い問題をすらすら解く奴がいるという事実にもレベルの違いを見せつけられて途方にくれたものです。
この時に出来た大きな溝は卒業するまで、ついに埋めることは出来ませんでしたが、とにかく楽しい、想い出多き3年間でした。
今年の初めに同級のS君と話をした時に「もう一度母校を見てみたいね!」と話をしたのですが、未だに実現していません。
そろそろ上野の山の桜も満開になる事ですし、行ってみたいとは思うのですが!
コメントをお書きください
S君の部下です (木曜日, 27 3月 2014 10:05)
いつも楽しく拝見させていただいておりますが、初めてのメールです。(ドキドキ!)
桜が綺麗な時にS君と一緒に、是非上野をお訪ねになってください。
パソコンオヤジ (木曜日, 27 3月 2014)
何処のどなたかは存じませぬが、この文面から想像する限りかなり知的で聡明そうな女性とお見受けしました。
つたない文章ではございますが、引き続きご愛顧賜りますようお願いします。
そして、たまにはこのようなコメントをお寄せください。
励みになります。
S君の部下です (月曜日, 31 3月 2014 15:03)
早速の返信、どうもありがとうございました。
年度末で慌ただしくS君にメールの件を話していなかったので、お騒がせしてしまいました。
これからも愛読させてくださいね。