昨年の夏、三重県四日市で花火帰りの女子中学生が殺害された事件がありましたが、ようやくその犯人が捕まりましたね。
既に報道されている通り、犯人は18歳の少年でした。
こうした事件が起きると被害者家族の置かれた悲痛な状況がマスコミに大きく取り上げられます。
その反面、ある日突然家族が殺人犯として逮捕され、その瞬間から"生き地獄"ともいわれる現実に直面させられる加害者家族の実態についてはあまり知られていないようです。
以前、「加害者家族のその後」をリポートした番組を見たことがありますが、その内容には筆舌に尽くしがたい悲惨なモノがありました。
加害者家族に対する誹謗中傷、ネットや手紙による脅迫・嫌がらせが執拗に続くそうです。
そして、家族ばかりではなく、遠い親戚の人生まで狂わせてしまうこともあると云いますから、まさに家族崩壊です。
未成年者とはいえ、犯人が世間から責められ罪を償うのは当然のことですが、家族はどこまで一緒に責任を担って行かなければならないのでしょうか?
今回逮捕された少年は両親と妹二人、そして祖父母と暮らしていたそうですが、妹たちの今後を考えると胸が痛くなりますね。
どこにでもいる様な普通の高校生が、年下の中学生をいとも簡単に殺してしまうという今回のような事件は二度と起きて欲しくないものです。
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