今年も東京マラソンが盛大に行われましたね!
解説者やアナウンサーが、盛んに日本人選手の活躍をアピールしていましたが、終わってみれば男女とも上位入賞者はケニアとエチオピア勢に独占されてしまいました。
選手の体調管理や練習面における設備や環境では断然恵まれている筈の日本人選手がこうも簡単に敗退するというのは、ただ単に体力的な問題だけではなく、一番の要因はハングリー精神の欠如にあるのではないでしょうか?
信じられないでしょうが、ケニアやエチオピアでの平均年収は約8万円と云われています。
ところがですよ! 東京マラソンの賞金をご存知ですか?
1位は賞金だけで800万円です。そのほかに今回はコースレコードを塗り替えたので特別ボーナスとして300万円が加算されます。
さらに副賞としてBMWが1台貰えますから眼の色変えない方がおかしいでしょう?
何と、ケニアやエチオピアでの100年分の年収がわずか2時間余で稼げるのですよ!
日本での平均年収を400万円として考えてみてください。
400万円×100=4億円です。
たかがマラソンと云えどもその国の経済事情によっては時給2億円の価値がある訳ですよ。
因みに10位に入っても10万円の賞金がゲットできるので1年は安泰と云うことになります。
要するに彼(彼女)達はプロの仕事人として命懸けで走っているわけですよ!
それに引き換え、日本人選手の殆どは大企業に所属していますから、故障や怪我さえなければ生活面での不安は全くありません。
そこそこの成績を残していれば指導者としての道も開けます。
ムリをして選手生命を絶たれるよりは、無事に長続きしている方がよっぽど得だと考えるのは当たり前の事ですよね!
その昔、マラソン王国と云われた日本の威信は、何処へ行ってしまったのでしょうか?
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