危うく掏りの被害に!

 

先日、パソコン教室に行く時のことです。

 

小岩駅のホームで電車を待っていると、国籍不明の若い男二人が私の後ろに並んで、何やら意味不明の会話を始めました。

 

昼間の空いている時間でホームはガラガラなのに何故私の後ろに?

 

と思った瞬間、香港の街角でスリの被害にあったことを、ありありと思い出しました。

 

ホテルの前で信号待ちをしていた私に、いきなり男がつまずいたふりをしてぶつかってきたのです。

 

「何だ? この野郎!」と一瞬気を取られた隙に仲間の男が私のポケットから財布を抜き取っていったのです。

 

実に見事な連係プレーでした。

 

あまりにも手口が巧妙で被害に遇った事に気づいたのはしばらく経ってからの事でした。

 

そのことが頭をよぎって、私は素早くその場を離れました。

 

すると、どうでしょう? その男たちは舌打ちをしながら階段を下りて行ったではありませんか?

 

この二人は間違いなくスリでしたね。

 

おそらく、電車に乗り込むときに男の一人が私にぶつかってくるのでしょう?

 

その後は香港と似たような手口で財布を抜き取るつもりだったに違いありません。

 

でも、どうして私がターゲットになったのか疑問なのですが、推測すると改札口で財布ごとスイカを使ってそのままコートのポケットに入れたのを、どこかでチェックしていたのでしょうね?

 

そして、此奴ならいけると後をつけてきたのだと思います。

 

何十年も前のいまいましい経験が思わぬところで役に立ちました。

 

それにしても、小岩くんだりまで、こんな奴らが出没するとは気を付けなくてはいけませんね!

 

「自分だけは大丈夫!」等と思っていると、何時の日か痛い目に遇うかも知れませんよ?