演歌を聞きに!

パソコン教室の受講者のなかに某演歌歌手の後援会長をしている女性がいらっしゃいます。

何回かコンサートやファンクラブの集いに誘われてきましたが、私には興味がないので多忙を理由に断りつづけていたのですが、このたび、新宿で行われた歌謡祭に行くことになってしまいました。

 

会場は新宿文化センターというところで、収容人員は300名と小ぶりでしたが、場内は揃いの法被を着た連中や、ペンライトを持った中高年の男女が今や遅しとオープニングを待っていました。

 

無名の歌手ばかりですから、オーケストラではなく、すべてカラオケです。

出演者は名前も聞いたことのない男女合わせて8人ですが、お目当ての歌手が出てくると、あちらこちらから黄色い声が飛び交い、ペンライトが振られ、まるでAKBのコンサートを見ているようでした。(見たことはありませんが。)

 

流石にプロの歌手ですから歌は上手いですねぇ!

声量から、コブシの効かせ方等申し分ないのですが、メジャーデビューするには何か一つ欠けるものがあるのでしょうね?

この人達を見ていると、ヒット曲に恵まれるのは、ほんの一握りの歌手だけだということがよく分りました。

 

でも、明日のスターの座を目指して一生懸命歌う姿には、ある種の感動を覚えましたよ。

全く期待はしていなかったのですが、思いがけない楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 

それにしても、今の私にとって新宿は遠すぎますね!