月偏(つきへん)

先日、ぎっくりという字をブログに書いている時、ふと気が付いたのですが人間の身体各部を表す漢字には「月へん」が多く用いられていますよね?

 

まず、上からいきますと、脳、肩、腋、胴、胸、肺、腹、臍(へそ)、背、腰、臀(しり)、腕、肋膜、リンパ腺、骨、肝、胃、腸、腎臓、膵臓、脾臓、腿、脹脛(ふくらはぎ)、股、アキレス腱、肘、膝、半月板、脚、脛(すね)、脊椎 etc.

 

このように枚挙にいとまがないほどです。

まだまだ探せばあるのかも知れませんが、この辺にしておきましょう。

 

でも、これには必ず何かしらの意味がある筈ですよね?

モノ好きな私ですから、早速広辞苑を括って調べてみました。

すると、正確には「つきへん」ではなく「にくづき」が正しい名称だと云うことが分りました。

人体の部分を表す漢字の「月」は空に浮かぶ月ではなく、「にくづき」といって「肉」の字が部首になる際変形したものだそうです。

もともとの意味が「肉の」ですから肉体を表す文字に使われているのです。

 

それで、何となく理解できました。

 

れにしても、日本語というのは難しいですね!

それに引き換え英語は簡単なんですがねぇ・・・。

未だに満足に喋れないのが歯がゆいですよ。