相撲に興味のない方にはピンとこないかと思いますが、今場所「綱とり」を目指す大関・稀勢の里が初日に黒星を喫し、その後も勝ってはいますが、相撲の内容がいかにも固くなっているのが素人目にもよく分ります。
何年も前から横綱候補と云われていながら、精神的な脆さから横綱という重圧に負けて、いまだに夢を実現できないでいるというわけです。
ところで、重圧に負けて、肝心の時に自分の力を十二分に出し切れない人は結構いるものです。
私の知り合いの息子さんも小さい頃から天才・神童などと持てはやされ、「東大合格間違い無し!」とまで云われながら試験当日になると高熱を出してしまい、結局力をだせないまま不合格になってしまったという例もあります。
それが、翌年も同じように高熱を出してしまったというのですから、まさに重圧に押しつぶされてしまったのでしょうね?
そうかと思えば、この私のように高校・大学を受験する際、周囲からは「絶対無理だ!」と云われていたにも拘らず一発で合格してしまうというマグレモあるので、試験などと云うのは蓋を開けてみなければ分らないモノですよね。
もうひとつ、付け加えておきますと、私はこれまで試験という試験には全て合格してきました。
もちろん、それほど難しい試験は受けませんでしたがね。
ですから、試験に落ちた時のショックとか挫折感(?)というものは、これまでに味わったことがないのです。
どちらかといえばプレッシャーに弱い私ですが、そのころの私には目に見えない強運な巡り会わせがあったのでしょうね?
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