最近、挨拶代わりに「お疲れ様!」と云う言葉が蔓延していると思いませんか?
私個人としては、なんでもかんでも「お疲れ様!」と 言っておけばOK!的な風潮に違和感を覚えてならないのですよ!
言葉をかける相手が今まさに仕事中であったり、運動で汗を掻いている時にその労をねぎらって「お疲れ様です!」と声をかけてあげる、それはとても自然なことだし、ごく自然な言葉だと思うのですが、普段の挨拶に使う言葉としては如何なモノでしょうかね。
朝一番で顔を合わせていきなり「お疲れ様です。」と云われても本人は全く疲れていないのに、どう答えていいのか戸惑ってしまいますよね?
それよりも、「ご苦労様でした。」という言葉が相応しいケースがあると思うのですよ。
一般的に「お疲れ様!」は上下に関係なく使える言葉、「ご苦労様!」は目下にのみ使う言葉として定着しているようですが、果たしてそうでしょうか?
例えば一代で会社を大きくした社長に対し、「この会社をここまで大きくするには、さぞかしご苦労なされたでしょうね?」と云えば大変だったんだろうな?という気持ちが伝わりますが、「さぞかしお疲れになったでしょうね!」と云うと何だか土木工事の親方の労力をねぎらう言葉になってしまいませんか?
ですから、私としては体力的な疲れに関しては「お疲れ様!」、精神的な疲れに関しては「ご苦労様!」と云う方が相手をねぎらうには適当な言葉だと思うのですがねぇ?
だからと云って、「お疲れ様!」にクレームをつけているわけではありませんよ。
あくまでも私個人の感想ですからね、誤解の無いよう!
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