普通の人

私は自分自身を平凡で極々普通の人間ではないかと思っています。

取り立て自慢できることもない代わりに不得手なこともありません。

大学時代の成績も「優」はないけど、「不可」も無いという、ありふれたものでした。

 

容姿端麗かと云えば、そうでもありませんが、かといって目を背けたくなるほど怪異な容姿はしていないつもりです。

世間一般の常識はわきまえていますし、ルールやマナーもしっかり遵守するよう日頃から心掛けています。

 

日々の生活にも格別の変化はありませんが、それを不満とも思わないし、むしろ幸せに思っているくらいです。

 

でも、私が普通だと思っていることは他人から見れば普通ではないかもしれないですよね。

人というのは千差万別ですし、価値観も違いますから、私には普通と思われる平凡な生活を否定的に見る人もいるかも知れません。

 

では「普通」の基準、定義とは一体何なのでしょうか?

広辞苑で調べてみると、

①いつでも、どこにでもあって珍しくないこと。

②他と比べて特に変わらないこと。

③特別ではなく、一般的なこと。

とあり、何だか抽象的で余計分らなくなってしまいました。

 

まぁ、私なりの考えでは普通の人とは、一般的な基準を満たし、言動に特別な問題がなく、かつ周りに迷惑を掛けない人ではないかと思うのですが、如何でしょうか?

定義づけすることも無いのでしょうが。