半沢直樹シリーズ第3弾『ロスジェネ※1の逆襲』を一気に読んでしまいました。
いやぁ、実に面白かったですよ!
酒を飲んで眠くならなければ一晩で読み終えたと思うほど、軽快なテンポの中で繰り広げられるドラマの中に引き吊り込まれてしまいました。
面白い本を読むとなぜかそれだけで得をした気分になれるものですよね!
実際に手にとって読んで欲しいのですが、お忙しい人のために簡単に内容を紹介しておきましょう。
所属するメガバンクから理不尽な理由で子会社の証券会社に出向を命じられた主人公が奇想天外なスキーム※2で実現不可能と思われたIT企業の買収を成功させたうえ、親会社である銀行のピンチを救うという、何とも痛快極まりないお話しです。
ところで、このような面白い小説を読むたびに感心するのですが、小説家の頭の中は一体どうなっているのでしょうか?
卓越したアイデアの発想力と云い、読者を決して飽きさせることの無い文章の表現力は、勉強して身に付くものではありません。
これこそ、持って生まれた天賦の才能と云うべきでしょうね。
航空会社を舞台にした第4弾『銀翼のイカロス』では、どのような活躍をするのでしょうか?
発売が待ち遠しくてなりません。
ロスジェネ※1:ロストジェネレーションの略で、バブル崩壊後の就職氷河期
(1994~2004年)に概ね25~35歳を迎えた世代を指す。
スキーム※2:目的達成のための仕組みや段取り。
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