ドクターストップ

ジムの帰りがけエレベーターを待っていると、見知らぬ高齢の男性から声を掛けられました。

「失礼ですが、Fさんのお知り合いの方ですよね?」

なんでそんなことを知っているのか不審に思いながらも問われるままに「ハイ、そうです。」と返事をすると「私はFさんの友人でAと申します。実はこのたびドクターストップがかかり、本日ジムに退会届を出してきました。Fさんにお会いしたらその旨お伝えください。」と仰るのです。

 

自分で言えばいいのにと思いつつも、あえて断る理由もありませんから、「承知しました。」とお答えしておきましたが、ドクターストップと云われると他人事ではありませんよね。

 

私も今でこそ元気でトレーニングを続けていくことが出来ていますが、いつの日かこの方と同じようにジムを去る日が来るのかと思うと何となく気持ちが滅入ってしまいました。

当ジムでも23ヶ月前までは元気だった方がいつの間にか姿を見せなくなった例がいくらでもありますからね。

全てが健康上の理由ではないとは思いますが、もはや何があってもおかしくない年代になってしまったということなんでしょうね?

 

「敬老の日」を境に気分がすっかりネガティブになってしまったようです。