焼き鳥バーでジャズを聴く

私の体調不良により2週間延期されていた暑気払いに行ってきました。

場所は銀座の外れにある「俺の焼き鳥」というユニークな屋号の店なんですが、実はこの店7月にオープンして以来、連日行列のできる焼き鳥屋として超人気の店になってしまったところです。

今回は友人が予約を取ってくれていたので4人がけのテーブル席に座ることが出来たのですが、その時間が何と午後の4時です。

それ以外の時間は9月末まで予約で埋まっていうというから驚きますよね!

 

そして、更に驚かされるのが、この店はわずかばかりのテーブル席を除き、殆どの席がフレンチの立ち食い専用なのです。

オーナによると若い人達にはちょっとばかり敷居の高いフレンチを高級店の1/3の価格で提供したいというのがコンセプトだということですが、フレンチの立ち食いというのは果たして如何なものでしょうか?

確かにアワビ、フォアグラ、伊勢海老それにフィレステーキ等を驚くほど安い値段で楽しむことが出来るのですが、でもね!想像してみてください。

大きな皿を二つ並べれば一杯になってしまうような小さなテーブルの上のステーキを隣の人と肘をぶつけながら食べている姿を!


若い人ならともかく私はここまでしてフレンチなんか食べたくないのですよ!(我々の席はテーブル席でしたからゆっくりできましたが。)

めぼしいモノはひと通り食べてみましたが、味はまぁまぁでした。

ただし、何を食べても塩辛かったのが気になりましたが?


ただ一つだけ気に入ったことがありました。

この店では1時間毎にジャズの生演奏が楽しめるのです。

しかも、クインテット(5人組)ですから迫力も充分でした!

依然として微熱と軽い咳が続く中、これだけは無理をして出かけた甲斐がありました。