マニラ旅行 part-16 総集編

有名なスモーキーマウンテンです。ゴミの山の中から金目のものを子供たちが捜しているところです。
有名なスモーキーマウンテンです。ゴミの山の中から金目のものを子供たちが捜しているところです。

今回13日間にわたってマニラを中心に取材を続けてきたわけですが、何処へ行っても今フィリピンは目覚ましい勢いで経済発展を遂げているという熱気を肌で感じました。

私はこれまでマニラといえば、治安の悪さ、貧困、スクワッター(不法居住)等悪いイメージしか持っていませんでしたが、今回マニラを訪れてみて認識を改めた次第です。

確かにインフラの整備は完全ではないし、慢性的な交通ラッシュ、多くの未就学児童の存在、低賃金による貧困など開発途上国というイメージは払拭できません。

その他にも自動小銃を肩にかけるスーパーマーケットのガードマン、ホテルの入り口に待機する麻薬犬等日本では見られない光景を目にすると治安面では明らかな違いを感じました。

しかしながら、一方では「メガモール」と呼ばれる日本では考えられないような超特大のショッピングモールがあちらこちらに点在し、いずれもが多くの人々で賑わっていましたし、町中の

スーパーマーケットにも数多くの商品が所狭しと並べられ、店内は活気に溢れていました。

また、私の出会った人達、それに街を歩く人達の殆どがiphoneを持っていました。

私が持っているような携帯電話は、もはやフィリピンでは時代遅れのようですよ!

ホテルのロビーやプールサイドではipadでインターネットやゲームを楽しんでいる多くの人達を目にしました。

要するに、私の周りからはフィリピン=貧困というイメージが微塵とも浮かんでこないのです。

今回はいわゆる危険な場所には足を踏み入れませんでしたから、「あわや!」という場面は一度もありませんでした。

今回多くの友人・知人と出会ってみて、常に笑顔を絶やさないフィリピンの国民性についても非常に好感が持てました。

これまで、フィリピンと云えばセブ島の美しい海しかしか思い浮かびませんでしたが、今回のマニラ滞在でセブ島では決して味わうことの出来ない体験もすることができました。

僅か2週間足らずの滞在でしたが、フィリピンの現状のほんのひとコマだけは垣間見ることが出来たかなぁ~という気はします。

それでは、長らくのお付き合いありがとうございました。

これにて、「マニラ旅行記」を完了させていただきます。