世界中には何とも奇想天外なことを考えつく輩がいるものです。
先日「火星ツアーの参加者募集」という記事をインターネットで目にしました。
今では一般人が月へ旅行するのも夢ではない時代ですから、企画自体は驚くに当たらないのですが問題はその内容です。
用意するのは片道切符のみだというのです。
つまり参加者はそのまま地球に戻ることなく火星で生涯を終えることになります。
その理由というのが、現在地球に戻ってくるための技術が開発されていないからだということです。
オランダの民間組織が発表した計画によると2016年には「移住探査機」を着陸させ、その後コロニー(人工の居住地)を作る予定だと云いますが、地球に戻ってくる技術が無い訳ですからコロニーの建設は誰がやるのでしょうか?
まぁ、細かいことは抜きにして、仮に人間が火星に着陸したとしましょう。
まず一番大事な現地での食事ですが、これは乾燥食や缶詰になるのは分ります。
悲惨なのは水です。
今の計画では飲料水は個人の尿をリサイクルするそうです。
前立腺肥大等でおしっこの出が悪くなった人は水も飲めなくなるわけですね。
それに火星と聞いただけで何だかとてつもなく暑そうな気がしませんか?
エアコンや冷蔵庫は?
ウオシュレットなど当然ありませんよね?
こんな過酷な生活を強いられる計画に誰が乗ってくるのかと思ったら、すでに1万通を超す応募があったというのですから驚くじゃありませんか!
その内新聞でも取り上げるでしょうが我々凡人には理解しがたい話ですなぁ!
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