100円ショップで売っているような安いベルトやオモチャの時計など全く価値のない品物を担保に金を貸して法外な利息を取る「偽装質屋」が全国に広がっているそうです。
このような安い質草で金を貸すのは、質屋だけに認可されている高金利を合法的に見せかけるための手法で実質的な担保は高齢者の年金なのです。
さらに巧妙なのは取りパグレを防ぐため、支給される年金以上の金は絶対に貸し出さないところがミソなのです。
例えば、15万円の年金が支給される人には10万円を貸して支給日には元利合計12万4千円が自動的に引き落とされてしまいます。
すると残金は3万円弱になってしまいますので、これでは当然生活が出来ませんから高齢者は再び10万円を借りることになります。
すると、次回の支給日に、またもや同じことが繰り返されることになります。
こうしてエンドレスに法外な利息を払い続ける訳ですが、表向きは質草を取って質屋を装っているため警察も迂闊に摘発が出来ないのです。
いやぁ実にズル賢いことを考えつく奴がいるものですね?
わずか(?)10万円借りたばっかりに、死ぬまで高い金利を払わされるのです。
これは前回ご紹介した架空投資話に騙される人達とは違い、一度ハマると蟻地獄のように抜け出せないところがより悲惨ですよね?
でも、これは警察がいくら摘発しても高齢者が生きていくためには高金利だと分っていながら、それに頼らざるを得ないからです。
全く他人事は思えませんよ!
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