モコを連れて狂犬病の予防接種を受けてきました。
狂犬病なんていうのは、日本では長い間発生していなかったので予防接種の意味など無いと思っていたのですが、実際は「狂犬病予防法」という法律があって犬には年1回の予防接種が飼い主に義務付けられているのです。
しかも、違反すると20万円以下の罰金が科せられるというのですから驚きました。
しかしながら1956年以来犬、ヒト共に狂犬病の発生事例がないことから、その恐ろしさが風化してしまったようで、最近では予防接種を受ける飼い犬は全体の40%に満たないというのですから、いわゆるザル法みたいなものになってしまっているようです。
さて、狂犬病というと名前の通り犬だけが罹る病気の様に思われがちですが、人間はもとより、猫、牛、アライグマなどほとんどの動物が感染する可能性のある病気だそうです。
しかも、いったん発症してしまうと死亡率は100%といわれているにも拘らず、なぜ犬だけが予防接種を受けなければいけないのでしょうかね?(因みに1回3,500円です。)
戸外をうろついているネコの方がよほど危険なような気がするのですが?
私が思うに、これは飼い主の心理を微妙に突いた行政と獣医師会が仕組んだ陰謀ではないでしょうか?
会場にいた、やる気のない多くの係員を見ていたら何となくそんな気がしてきてしまいました。
コメントをお書きください