寿司屋の勘定

接待華やかな頃、1貫4,000円というトロを食べたことがあります。
接待華やかな頃、1貫4,000円というトロを食べたことがあります。

     

今月はどういう訳かお寿司屋さんへ行く回数が多かったですねぇ。

もちろん、大の鮨好きの私にとって願ったり叶ったりでしたが寿司屋の勘定というのは、どうして不明朗でしかも高いのでしょうかねぇ?

回転寿司やチェーン店の寿司屋は単価が明記されているので、概算金額はある程度掴めるのですが、いわゆる普通のお寿司屋さんには値段を掲げていない店が結構あります。

毎日仕入れの値が違うので、そのたびに値段を変えるのが面倒だからという説もありますが、毎度毎度仕入れが高い訳ではなく、時には安く仕入れることもあると思うのですが?

そんな時は勘定に反映してくれているのでしょうか。

「今日は安かったなぁ!」なんて思ったことは滅多にありません。

最後に会計するまで自分の飲食した金額が分らないというのは寿司屋だけではないでしょうか?

更に不思議なのは高いからといって文句をいう客などまず見たことがないということです。

「寿司を食う時に金に糸目なんかつけるんじゃねぇ!」と云うことなんでしょうが、こんなシステムが通用するのは日本だけだと思いますよ?

これなら大量仕入れで新鮮なネタが安く食べられる回転寿司店に客が集まるわけですよ!

因みに私がよく行く上野の寿司屋さんは大トロから烏賊・タコまで何を食べても一貫137円です。

しかも、目の前で好みのネタを握ってくれるのですから、店内は老若男女でいつも賑わっています。

町なかのお寿司屋さんが少なくなっていくのは分るような気がします。

 

※お寿司屋関係の皆様気を悪くしないでくださいね!