私は滅多に間食というかオヤツというものは食べないのですが、チョコレートが置いてあるとついつい手が出てしまうのです。
というのも私は幼少の頃、事情があって平塚市の祖父母の家に身を寄せていたことがありました。
そこには、私の父親の弟すなわちオジサンが同居していたのですが、そのオジサンの職業というのが今でいうところのパチプロだったのです。
詳しい事情は定かではないのですが、とにかく朝から晩までパチンコ屋さんに入り浸っていたのを今でもはっきり覚えています。
そして、毎日のように景品のチョコレートをお土産に持って帰ってくれたのです。
嬉しかったですねぇ!
「Give me Chocolate!」の時代に育った私達にとってチョコレートは垂涎の的でしたからね。
初めてチョコレートを口にした時には世の中にこんなに美味しいものがあるのか?と感動すら覚えたほどです。
ましてや、蒸かしたサツマイモがオヤツの定番の頃に毎日チョコレートが食べられたというのは本当に貴重な体験でした。
以来、私にとってチョコレートは幼少時代の想い出を辿るかけがえのない一品となったのです。
今でも、スーパーの菓子コーナーでこげ茶の包装紙に「Meiji Chocolate」と書かれた板チョコを見ると懐かしさで胸が一杯になってしまうのです。
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