今年も寒い北風の中東京マラソンが盛大に行われました。
いつもながら36,000のランナーが一斉にスタートするシーンは壮観でしたねぇ!
また、テレビも7時間以上に亘って中継をしていましたが、これも、また世界には例を見ない現象ではないでしょうか?
さて、優勝したケニアのデニス・キメット選手はこれまで農業を営んでいたそうです。
それが、農業だけでは豊かな生活が望めないと思い、5年前から本格的にマラソンを始めたところ、昨年のベルリン・マラソンでいきなり2時間4分という世界歴代5位の記録を出してしまったというのですから驚きです。
ケニアやエチオピアにはこんな選手がいくらでもいるんでしょうね。
因みに上位10人の内8人がケニアとエチオピアの選手で占められているのですから、これは、もう身体能力の違いというほかはありません。
さらに、ケニアやエチオピアの選手たちはマラソンに勝って家族を幸せにしてやりたいという強い願望を持って走っていますから、勝つことへの執着心が桁外れに強いのではないでしょうか?
そこそこの成績を残していれば安定した生活が保証されている日本の選手とでは、この辺りが違うような気がします。
昨日のTV中継を観ていて、ケニアやエチオピアの選手の眼の鋭さが、やたらと印象に残りました。
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