「相棒」がつまらない!?

期待していたのですが・・・。
期待していたのですが・・・。

「相棒」が新シリーズになってから、まったく面白くなくなってきましたね?

これまでも、相棒役の俳優が変わるたびに質が落ちてきたように感じていたのですが、3代目相棒役の成宮寛貴はまさにミスキャスト。

相棒というより、「上司」と「部下」の関係でまったく噛みあっていません。

この番組がスタートした時の、杉下右京と亀山薫の丁々発止のやり取りや、敵役(?)の伊丹刑事とのリアルな掛け合いが、まったく見られなくなりました。

昨夜もそうでしたが、ストーリーに現実味が乏しく、「それはないだろう?」的な雑な作りになったような気がします。

さらに、つまらなくなった最大の理由は、主人公杉下右京の所属する「特命係」を発足させ、何かと後ろ盾になってくれた小野田官房長を前作で死なせてしまったことにあると思います。

このドラマの中核は右京と官房長との間で綿々と綴られた歴史にあるといっても過言ではないのに、緻密に作り上げた周辺キャラを安易に取り払ってしまえば内容が一本調子になってくるのは当り前ですよね!

二人の軽妙洒脱な会話が楽しみだったのですがねぇ!

確かに長期シリーズものですから、中には駄作があるのは、やむを得ないのかも知れませんし、これからに期待したいところですが、夕方の再放送の方が新鮮に見えるのは気のせいでしょうか?

 

≪お断り≫ 今日の内容は「相棒」を見続けている方以外には理解できないことをお断りいたします。