カリスマ講師(?)の悩み

今月は暇になったとはいえ、私のようにカリスマ講師(?)の異名をとるようになりますと他の会場からの依頼が殺到して、オチオチ休んではいられません。

折角なので、二つの講座を担当させていただくことになったのですが、その内の一つに問題が発生してしまいました。

というのは、受講者3名のパソコン操作レベルに大きな格差があるため、講習の足並みが揃わないのです。

レベルチェックをする訳ではありませんので、時たまこの様なケースが発生するのですが、今回は、余りに極端すぎて困惑しております。

例えばAさん(40歳台女性)はブラインドタッチで文字入力が出来るほど達者なのですが、かたやCさん(80歳代男性)はまったくの初心者で文字入力もままなりません。

講座そのものはパソコン初心者向けの内容ですから、Cさんのような方に参加して貰うのが本来の主旨なのですが、どうしたことか場違い(?)の方が紛れ込んできてしまいました。

参加の理由を聞いてみたところ、これまで自己流でパソコンを扱ってきたが、“限界を感じたので、改めて基礎からやり直したい。″ということでした。

つまり、この方は日常的にパソコンを使用していて、特に不自由は感じていないわけですよ。

そのような方と80歳代にして初めてパソコンを前にした人とでは、同じテキストを使うこと自体に無理がありますよね?

初日は何とか無事に乗り越えることが出来ましたが、講習はあと3回も残っていますし、内容は更に濃くなっていきます。

どうしたものか、目下頭を抱えて悩んでいる最中です。