身障者の方のパソコン教室を担当するようになってから3年余り過ぎました。
その間私なりに強く感じたのは、身障者の方への同情は無用だということです。
確かに健常者と比べれば日常生活で苦労(?)することは多いでしょう。
でも、それは私たちが勝手に思っているだけで障害を持っている人達にとってはそれが当たり前で不自由だとは思っていないのです。
よくTVの24時間番組で、その時だけ身障者の方にハードなことをやらせておいて、「ハンディがあるのによく頑張りましたね!」とか、「貴女から勇気をもらいました。」等と涙を浮かべながら同情を誘っているシーンを見かけますが、あれは実に傲慢ですし、上から目線もいいとこだと思います。
身障者の方たちを弱者という目で見ているから、健常者と同じことが出来ると「凄い!」なんていう言葉が出てくるのです。
私が知る限り、「自分はハンディキャップを持っているが、それでも健常者に負けず、自力で頑張る。」という方が殆どです。
これからも、パソコンを通じて皆さんの不便な部分のお手伝いをするというスタンスをとっていきたいと思います。
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