男は歳を取ると「紳士」か「オヤジ」に大別されるといいます。
といっても、身なりや物腰で区別するのではなく、『品性』を備えているかどうかで判断されてしまうのです。
ところが、この『品性』というのは学校で勉強しても身に付くものではありません。
こればかりは、本人の資質に左右されますから、子供の頃からの躾けや教育、また、社会に出てからは人間関係の調和、かつ、必要な一般教養を勉強することによって培われていくことになります。
すなわち、紳士とは長年の経験から、基本的な礼儀作法・マナーを兼ね備えていますから、意識しなくても自然に周囲の人たちに対して気配りが出来る訳です。
一方、オヤジと呼ばれる人は、自己中心的な考えの人が多いので、周りの雰囲気や空気を読むことが出来ませんから、本人が気付かないまま、周りに迷惑をかけてしまうのことになります。
先日目にした光景ですが、改札の前に立ち止って、何やらバッグの中をかきまわしているオヤジがいました。
当然、後ろから来る人は改札を通れなくなります。
チョッと横に移動すれば何でもないことが、オヤジにはできないのです。
こうしたケースは良く目にしますよね?
さて、偉そうにこんなことを書いている私は紳士といえるでしょうか?
いずれにしても、男たるもの常に紳士であるべく、日々切磋琢磨していかなければいけませんなぁ!
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