先日某スーパーでレジ待ちをしていたところ、私の3人前に元ヤンキー風のケバイおねぇさんが並んでいました。やがて彼女の番になって計算が終わると慌てた様子でショッピングバッグの中の財布を探しているのです。
「財布ぐらい用意しておけよ!」と白けた目で眺めていたのですが、なかなか見つかりません。時間にしたら1分もかからなかったのでしょうが、待たされる身になると案外長く感じてイライラするものです。
間もなく財布が見つかり、無事に清算を済ませた彼女が思いがけない「あること」をしました。
買い物かごを重そうに持ちながら、こちらに向かってピョコンと頭を下げたのです。
私はその瞬間「こいつは結構いいやつだな。」と思いました。
普通だったら支払いが済めば、さっさとその場を離れてしまうものです。
しかし、彼女は自分が原因で他人に迷惑をかけていたことに気が付いていたのです。
自分が原因とわかれば、なおさら、そそくさとその場から逃げてしまいたいものです。
しかし、きちんと後ろの人に頭を下げて、あやまることができるという姿勢はなかなかできるものではありません。久々に心温まる光景を目にすることが出来ました。
人は見かけによらないものですね!
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