1か月ぶりに身障者の皆さんのパソコン教室に行ってきました。久しぶりに私の姿を見た顔馴染みの方たちがあちらこちらから声を掛けてくれました。
なかには「元気だった?」と言いながら近寄ってきて握手をしてくれる人もいます。
嬉しいものですねぇ!皆さん笑顔で私を迎えてくれました。
さて、私がこの施設のパソコン教室を担当するようになってから3年余が過ぎましたが、当初は身障者の方たちとどの様に接したらいいのか見当がつきませんでした。もちろん身障者だからと言って特別な見方をした覚えはありません。
ただし体が不自由というハンディキャップを背負っているわけですから、どこまでお手伝いすればいいのか分らなかったのです。
ところが、パソコンの勉強を一緒にしていくうちに、そんな心配は一切不要だということに気が付きました。
身障者の皆さんは色々な面で大変なんだとは思いますが、彼達の持つハンディキャップの重さは本人でなければ分らない事ですから同情しても仕方がないし、単なる同情は差別につながるのではないでしょうか?
困っていたら手助けをするというのは、身障者に対する特別扱いというより人間同士の当り前の行為ですよね。
ようするに、身障者と健常者と区別すること自体がおかしいのです。
パソコンを通じて分ってきたのですが、皆さんは自らの障がいを不自由だと思っていません。
ただ、そのために思うように行動できないことを不便に思っているだけなのです。
最近になってようやくボランティアの意味が解りかけてきました。
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