アスリート

ジャイアンツの不甲斐ない試合に、思わずチャンネルを変えてみると陸上の日本選手権が目に留まりました。

最初は何気なく画面を見ていたのですが、その内にTVの前に釘付けになってしまいました。

他のスポーツに比べると人気はいま一つですが、とにかく他の選手より1cmでも先へ行けば勝利を得るという競技のシンプルさが思わぬ感動を与えてくれたのです。

さらに、今回の競技にはロンドンオリンピックの出場権が懸っていることもあって、選手の緊張感がビシビシと伝わってきました。それに加え短距離走のスピード感、また、中距離を走る選手の耐久力には、いまさらながら感心してしまいました。

そして、どんな競技にも筋書きのないドラマというものがあるもので、フライイングで失格となった選手がその場で崩れ落ちてしばし立ち上がれない姿や、ゴール寸前に転倒してしまい、足を引きずって涙を浮かべながらフィニシュする選手の姿を見ていると思わず目頭が熱くなってしまいました。

ただ、残念なのは、力を振り絞ってレースに勝っても、決められた標準記録をクリアーしなければ、即代表決定という訳にはいかないことです。で

も、鍛え上げられた選手のひたむきな姿を見ていたら、ますますモチベーションが上がってきてしまいました。

まだまだ老け込む歳(?)ではありません。

各々がた頑張ろうではありませんか!