よく、人から「何事にも好き嫌いが激しい」と云われますが、実際は好きなものが少ないだけなのです。食べ物でいえば、いわゆるゲテモノとレバ刺し以外であれば決して嫌いではないし、食べることに何の違和感もありません。ただ、食べなくて済むのであれば積極的に食べないだけです。例えば夕飯のおかずにトロの刺身と煮魚が出てきたら、大好きなトロの刺身しか食べません。煮魚だけしか出てこないのであれば、それはそれで、文句もいわずに美味しくいただくようにしています。もちろん、偏食にならないようバランスもちゃんと考えていますから、体はいたって健康ですよ。
ただ、困ったことに私の場合は対人関係にもその傾向が表れてしまうのです!
どういうことかというと、ジムやパソコン研修会のようにたくさんの人が集まる場所に行っても、ごく親しい人以外とは、なるべく喋らないようにしています。なぜならば、もともと私は人見知りするタイプなのですが、いったん知り合いになると、親しくお付き合いが出来るようにと、自分の意識を変えていくように努力するのです。
しかし、だんだん付き合いの度が深くなっていくと、適度な緊張感や相手に対する配慮の気持ちが薄れていくのでしょうか?
ふとした一言で相手を傷つけてしまったというケースが何回かあったのです。
自分では全く覚えがないのに、昨日まで笑顔で近寄ってきた人がある日突然挨拶もしなくなったなんていうのは実に不愉快なものです。かといって、こちらから理由を聞くほどの仲ではありませんから、相手にもしませんが、そんな思いをするくらいならこれ以上お付き合いの輪を広げようとは思わなくなってしまったのです。
まぁ、この歳になれば、誰とでも同じ条件でお付き合いすることは難しいし、その必要も感じませんからね。
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