今年の7大ニュース 第4位「地デジ相談員」

懐かしいポスターです。
懐かしいポスターです。

6月初旬~8月中旬にかけて「地デジ相談員」の仕事に従事しました。暑い最中でしたので体力的に結構キツイものがありましたが、この仕事をしたおかげで実にいろいろな見聞をすることが出来ました。もっとも印象深かったのが、高齢者の独り暮らしが想像以上に多かったことです。そんな家庭に地デジ化の説明に行くと、良い話し相手が出来たと思われるのでしょうか、お茶やお菓子を出してくれてなかなか帰してもらえないことが多々ありました。次に窓口に来る人の中で多かったのが生活保護者の方たちです。本当に生活に困り、身体障害等で働き口のない人が受給するなら納得できるのですが、高級車に乗り、スマートフォンを片手にした生活保護者が平気で無償のTVチューナーやアンテナ工事を請求してくるのには腹が立ちました。どんな基準で審査しているのか疑問を感じたくらいです。ヤクザまでが生活保護を受けているんですよ!まったくひどい話です。その他にも、噂には聞いていた「ゴミ屋敷」の中に入る機会が5度ばかりありました。とにかく想像を絶するというのはあのことですね!どうしたらあのようにゴミだらけの山が出来るのか今でも理解できません。夏場とあって生ごみのすえた臭いが充満する部屋はとても人間が生活する場所とは思えませんでした。それでも、テレビの前にはわずかばかりのスペースがあったのが救いといえば救いでしたが…。という訳で世の中の縮図を垣間見た思いがした2.5ヶ月でした。